2021年2月8日、大阪府高槻市の小学校で5年生の男子生徒が体育の授業中に死亡しました。体育では5分間の持久走を行っており、マスクを着用していました。小5男子が倒れた時にはアゴにマスクをした状態で死亡原因は判明していません。この記事では高槻市の小学校の特定と、小学校でマスク着用ルールをどのように取り決めていたのかについて調べていきます。
マスクで死亡した高槻の小学校特定
マスクで死亡してしまった小5の男子生徒が通っていた小学校はどこでしょうか?
- 高槻市立高槻小学校
- 高槻市立阿武野小学校
- 高槻市立津之江小学校
- 高槻市立芥川小学校
- 高槻市立安岡寺小学校
- 高槻市立五領小学校
- 高槻市立大冠小学校
- 高槻市立三箇牧小学校
- 高槻市立芝生小学校
- 高槻市立南平台小学校
- 高槻市立如如是小学校
- 高槻市立奥坂小学校
- 高槻市立竹の内小学校
- 高槻市立冠小学校
- 高槻市立清水小学校
- 高槻市立柱本小学校
- 高槻市立磐手小学校
- 高槻市立南大冠小学校
- 高槻市立阿武山小学校 etc
私が調べた範囲では高槻市立だけで19の小学校、私立では関大1つ、合わせて20つの小学校があります。
- 関西大学 高槻ミューズキャンパス
ニュースの画像から学校を割り出していこうと調べていたところ、小学校が分かりました。
小5男児が死亡したのは阿武山小学校と判明しました。
ツイッターでは亡くなった5年生男子の保護者とみられる方がツイートして拡散希望しています。
令和3年2月18日 12時39分
— りっつちっぷす (@r2kchips) March 3, 2021
自慢の息子りっつちっぷすが死去しました。体育の5分間走中にマスクをしたまま倒れ、そのまま帰ってきてくれませんでした。原因はまだわかりません。マスクが関係するのかはわからないけど、可能性は0ではないんじゃないか?
#拡散希望 #体育マスク
亡くなってから3か月がたちようやくニュースになりましたが、マスクとの関係性を証明できないとはいえ、学校や教育委員会が隠ぺいしているのは明らかです。
息子が亡くなってから3ヶ月が経ちました。当初、3ヶ月はかかると言われていた病理検査が延長され、さらに詳しい検査をすることになりました。マスクとの因果関係が気になる方もいらっしゃると思いますが検査結果を待ち調べていこうと思います。なにか進展がありましたらご報告いたします。
— りっつちっぷす (@r2kchips) May 23, 2021
マスクで死亡した高槻の小学校のマスク着用ルール
事故が起こった小学校ではマスク着用ルールについて以下のように発表しています。
「体育の時はマスクを外してもいいが、コロナ感染が心配な人は着けてもいい」
どちらでも良いよ。と言うことですね。
本人に任せると言っても、まだ小学生なので判断をゆだねてしまうのには不安が残ります。
高槻市の学校生活ガイドラインには体育の授業中のマスク着用について以下のように記載されています。

- 生徒が息苦しいと感じた時には、マスクを外すなど自分で判断して対応するように指導すること。
- 体育の授業にマスクの着用は必要としない。(生徒が着用を希望する場合は否定しない)。
- マスク着用時は呼吸が激しくなるような運動を行うことを控える。
持久走では呼吸が激しくなることが分かり切っているので、マスクを着用しないように指導を行うべきでした。
先日、一定の条件のもとマスク着用をしないことを認める小学校(前校長先生)がニュースになっていましたが、私は大賛成です。
マスク着用は酸素不足になるのは明らかです。
ましてやコロナに感染しても重症化する確率が極端に低い小学生には、マスクをさせるリスクの方が高いのです。
亡くなった児童が、持久走時にマスクを着用していたか否かは確認出来ませんでした。一方、体育の授業でマスクを外していることに対して、近隣住民からクレームが入っていたという話を聞いた。#Yahooニュースhttps://t.co/nm10BKMf0Z
— 西野弘一 〔大阪府議5期目 無所属 元衆議院議員〕 (@nishino_koichi) May 27, 2021
大阪府高槻市の小学校で今年2月、体育の授業での持久走の後、児童が死亡したことを受け、萩生田文部科学大臣は「体育の授業中にマスクの着用は必要ない」と改めて呼びかけました。 pic.twitter.com/mdTV21bBFw
— TBS NEWS (@tbs_news) May 28, 2021
小学生に判断をゆだねるのは無理な話です。
大人がきちんと管理すべきこと=死亡事故は学校の管理責任が問われます。
小学校がマスク死亡事故を隠ぺいした理由
なんと教育委員会は男子生徒がマスクを着用していた事実を把握していませんでした。
学校から保護者に説明する際に初めて把握していたと保護者の発言で明らかにされています。
と言うことは、学校が「マスクに関して」隠ぺいしていたと言い切れます。
ご遺族がテレビに出演され、運動中のマスクの危険性の周知を訴えられました。
— 北岡たかひろ(高槻市議会議員) (@kitaokatakahiro) May 29, 2021
高槻市立の小学校での悲しい出来事を、二度と起こさないよう、全国の学校関係者には国の通知を守ってほしいと思います。
★死亡男児の父“運動中マスク”危険性周知を #日テレNEWS24 #日テレ #ntv https://t.co/Pua1bZpKT0
体育時のマスク着用は子供の判断に任せてたとはいえ、職員の責任を逃れることは許されません。
明らかに酸素を必要とする活動で正しい適切な指導を出来なかった学校側は後ろめたい気持ちから、隠ぺいをはかりました。
マスクで死亡した高槻の小学校事件概要
- 2021年2月8日
- 大阪府高槻市の小学校
- 小学5年生の男子生徒が体育の授業中にマスクを着用して5分間の持久走を行った
- 終了10秒前に他生徒が倒れていることを先生に報告
- 体調が急変し病院で亡くなる
死亡原因は3か月以上たった今も判明していません。
高槻小学校以外のマスク着用で死亡した事故
高槻市の小学校以外でマスクを着用していて死亡した事故が中国で多数発生していました。